2012年→2021年の需給バランスの変化
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はじめに
「日本ではコメが余っている」——そんな印象を持っている人も多いかもしれません。しかし実は、2012年には明確だった供給超過の状態が、2021年にはほぼ解消され、需給バランスが取れた状況に変化しているのです。
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図で見る:コメの供給と需要(2012年 vs 2021年)
• 2012年
供給量が需要を大きく上回り、“米余り”状態。
• 2021年
供給と需要がほぼ一致。コメの生産量が調整され、余剰は減少。
年度 | 生産量 | 需要量 |
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2012年 | 8,210,000 | 7,811,000 |
2013年 | 8,182,000 | 7,866,000 |
2014年 | 7,882,000 | 7,825,000 |
2015年 | 7,442,000 | 7,662,000 |
2016年 | 7,496,000 | 7,540,000 |
2017年 | 7,306,000 | 7,396,000 |
2018年 | 7,327,000 | 7,346,000 |
2019年 | 7,261,000 | 7,143,500 |
2020年 | 7,226,000 | 7,040,000 |
2021年 | 7,007,000 | 7,017,000 |
参考
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r4/r4_h/trend/part1/other/P133_r4_d2_2-1-22.xls
資料:農林水産省作成
注:1) 生産量は農林水産省「作物統計」、需要量は農林水産省「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」の数値
2) 需要量は、前年7月~当年6月の1年間の実績値であり、その期間については「平成24/25年(2012/13)」等と記載
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